ビブリ・カル子の
「OH!! ビブリカルDAY〜♪」
国主ヘロデに対して、誰が言えるでしょう。
「あなたが彼女をめとるのは不法です。(マタイ14:4)」と!!

預言者というのは、
人の顔色を見る事なく、まっすぐに語る です。
まっすぐにしか語れない人です。
神のことばをまっすぐに語る、混ぜ物をせずに...です。

旧約の預言者たちを1人1人学ぶと、一つの共通性が現れます。
その共通性が、バプテスマのヨハネのこのことばに
凝縮されています。

国主ヘロデとは、どんな人間でしょうね。

14:9『王は、心を痛めたが、自分の誓いもあり、また列席の
人々の手前もあって
与えるように命令した。』

人々の顔色、自分のメンツを重んじる男性 である事が、聖書からわかるでしょう?!

男性の中から、聞こえてきますョ。こんな声が...
「仕方ないときがあるんだよ。」
「ポジション的にいろいろあってさ...」

ハイ、ハイ。

男性の弱点の一つでもありますね。
しかし、クリスチャン男性は、これでは困るわけです!
と、私は思いますが、あなたは?

哀れなのは、首を切られた、バプテスマのヨハネ...
そして、本当にかわいそうなのは、
ヘロデヤの娘 かもしれません。

この母にして、この娘あり...といろいろな書物でこの母娘のことが書かれています...
私もたくさん読みました。絵画も多く見ました。

どんな母親に育てられるか、という事は次の世代にまで影響を及ぼすのです。
母親というのは、責任重大 です。

昔、アンドリューマーレーの子育ての本を読み、ハァ〜ッ、とため息をつきつつ祈り、
祈っては、子供をだっこし、又、祈り...
忙しかった子育ての頃をなつかしく思い出します。

〜バプテスマのヨハネの首が、盆にのせて運ばれてくる〜

生首を娘が受け取り、母に渡す...
人の罪の深さ...
自分を守る為に、真実を言う神の預言者を殺す のです。

主よ、どうして?!と思わずにはいられませんよネ。
弟子たちは、どんなに落胆した事でしょう。
この悲しみを理解できますか?

主イエスの前に、
荒野で呼ばわる声として、
神によって、預言者として立たされた
このバプテスマのヨハネの地上での仕事は、ここで終わるのです。

マタイ伝、マルコ伝、ルカ伝、ヨハネ伝、
全てにこのバプテスマのヨハネの記事は出てきます。

国主ヘロデも、バプテスマのヨハネも、
同じ男性で、同じ人間です。

志の低い人というのは、地位、名誉があっても、生まれ育ち、学歴関係ないわけです。

キリストにあって、ビジョンを握って進み たいです。
人々の手前、顔色を見てウンヌンするような人間にはなりたくないですね。

預言者のスッ!と立って、まっすぐに神のことばを話す 姿に私は感動します。

エリヤも、ナタンも...イザヤも、ダニエルも...
みんな、神のことばを預かり語っていますね。

  ダビデの身近に預言者がいたことが、彼にとって大いなる恵みであったと同様に、
私たちにも、神の預言がある事を感謝します。
どんなときにも、神のみ顔をのみ拝して進みたいですね。

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<2種類の男性(人間)>
〜マタイ14章〜