ビブリ・カル子の
「OH!! ビブリカルDAY〜♪」
きょうは、マタイ伝4章を見てみましょう。

3節から... 
『すると、試みる者が近づいて来て言った。』
と書かれてあります。

私やあなたを、試みる者・・・誘惑する者が、近づいてくるんです。
側に来ているんです。まず、この事実を認識しておきましょう。
そして言葉をかけるのです。
(まるで、創世記のヘビとエバ・・・みたいでしょう?)

マタイの福音書4章3節
 『あなたが神の子なら、この石がパンになるように命じなさい。』

これは、ちょうど主イエスが空腹を覚えられたとき、試みる者が言ったことばです。
この試みる者は、今の私たちの状況をよく知っているという事です。
この人間のどの部分が弱いか、どこを突けば倒れるか、知っています。

ヤコブの手紙1章14節 『人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて
誘惑されるのです。』
と書かれています。

エバの場合は(創世記3:6)、食べるのに良く、目に慕わしく賢くなるに好ましいと
思ったので、ソレを食べた!のです。
「女性は、この部分が弱いんですヨ。だから気をつけましょう!」と若いころよく教え
られました。
(おいしそう。アラ、キレイ!!、賢くみえるかしら?!etc.)
本当にソーダ!!A-MENだ!と思います。
自分の弱さを知る、自分を客観的に見る事が出来る、という事は、非常な守りにも
なります。

☆じゃあ男性はどこが弱いの?という質問の声....
あとで書きます。大丈夫!!

エバはみことばに対してあいまいでしたね。
みことばを水増ししたり減らしたりして。
神が言われたみことばを大切に握りしめる事は、音なくすりよるヘビに対して勝利
する秘訣です。

さて、主イエスは、試みるもののことばに対して、どうお答えになっているか?
私は、この4章4節に、主イエスの謙遜をみます。
まず試みる者は、主イエスに対し、あなたが
神の子なら、とイエス・キリストの神性
に対して、侮辱をもって語っています。
私たちなら、まずこのことばにプッツン!!とくるのです。
そして、怒りまくって、あとは大敗北になる可能性大です。

主イエスは、そんな企てをス〜ットかわされるのです。
(愛の無い言葉、言動。つまり、キリストにない言葉、キリストにない言動を、ス〜ット
無視できるように、反応しなくなる為には、日々の祈りから来る、本物の謙遜、
そして聖霊の満たしと、見分けが必要なのですね....。
欲しい!!ですネ。)

これはすぐにできるものではありません。
DAY BY DAYであります。

おなかへってるんなら、石をパンに変えよ!という言葉に対して、
『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことば
による、と
書いてある』とお答えになるのです。

3節と4節だけをとって考えてみても、イエスはキリストであることがわかります。
人間の問答では、こうはいきません。
神のことばによって生きている人しか、この答えはすぐには出てこないんじゃないか、
と思います。
聖書の言葉の中に生き、聖書の言葉通り、生きていないと、この言葉は出てくるもの
ではない、と思います。

私たちも、ス〜ット近づいてくる試みるものに対して、決然と、キッパリと、
自分の言葉でなく、聖書のみことばで、『・・・と書いてある。』といつでも言えるように
祈りたいものです。

しかし、試みる者も負けじ!!と思い、同じように、
『・・・と書いてありますから』
(4章6節)
とみことばを使って試しています。

本当にみことばを信じて言う者と、神のみことばを、不純な動機で用いる者、
この二者が存在する、という事実です。
そして、後者の者は、
主を試みることになるのです。

私たちは、心見られる主の前に、いつも心を注ぎ出しましょう。真実に、忠実に、
誠実に、心を主に照らし続けていただいて、みことばの前にへり下りましょう。


8節、9節を見てみましょう。
試みる者は、国々の栄華を見せていますね。
男性は地位、名誉に弱い人が多いんですって....。
そんな事ナイゾ!!と思っている人がいらっしゃるでしょうが、多いんだから
仕方ない。
創世記1章28節『・・・を支配せよ。』と書かれています。
この部分が主にあって、贖われてないと(きよめられてないと)サァ大変!!
自分の名声をあげるための支配欲とか、ヴィジョンという名のもとで野心ギラギラとか
ならないように、自分をチェックできる男性はすごいですね。


10節のおことばは、
『引き下がれ、サタン。』と、ここで初めて、試みるものの名前がサタンである事が
ハッキリしました。
ソウ...全て、明るみになるのですね。神のいます所においては!!

そして主イエスは『あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ。』と言われました。
まさしく、ここで圧倒的勝利。ハレルヤ!!です。
この荒野での誘惑は、私たちクリスチャンに対する試みでもあります。
男性・女性に対して、全人類に対しての試みなのです。

そして主は、この試みに対して、みことばをもって勝利されたのです。
私たちに模範を示してくださったのです。
サタンはみことばを揺さぶってきますし、感情を揺さぶってきます。
私たちの弱点を突いてきます。
その時こそ、みことばをしっかり握り、みことばを放ち、神に従い、サタンに
命じましょう。
「下がれ!サタン!!」と。
イエス・キリストは私たちの勝利です。



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