きょうは、マタイ伝６章から、お話しします。（今日は１８節まで）
有名な箇所だからこそ、大切に、大切に読みましょう！！
聖書って、すごい本ですヨ....

まず６章の１節には、『人に見せるために、人前で善行をしないように、気をつけなさい。』
と書き始められているでしょう。

☆何をどのように気をつけるのか、見て行きましょう。

ガイドライン....
総論（１節）
施しについて（２〜４節）
祈りについて（５〜１５節）
断食について（１６〜１８節）

まず、２節に、人にほめられたくてする施し、
５節に、人に見られたくてする祈り、
１６節に、人に見えるように、とする断食、が書かれています。

気をつけましょう！気をつけましょう！
神は心を見られ、動機を見られます。
（マタイ伝が強調して教えてくれているのは、心です。
心貧しき者です。ビブリカル子の〈マカリオイ〉を、ごらんあれ。）

さて、３節には、『あなたは、施しをするとき....』と、単数で、ア・ナ・タ
と書かれています。
私に！又、あなたに！メッセージです。
エリを正して、主のみ声に聞きましょう。
又６節にも、『あなたは、祈るときには....』
単数です。

１７節にも、『あなたが、断食をするときには....』

個人、個人に、神が下さっているメッセージです。
私の神は、一人一人に、分かるように語って下さる愛の神であります。

☆私が....、あなたが....
施しをするとき、祈るとき、断食をするとき、どうすれば良いのか。

聖書は言っています。
４節、あなたの施しが隠れているため....
６節、戸をしめて、隠れた所におられる父に祈れ....
１８節、隠れた所におられるあなたの父に見られる為....

ポイントは？！キーワードは？！

人の目に隠される、ということです。ひけらかさない、ということです。
クリスチャンライフが輝いている人は、この隠れた施し、隠れた祈りの生活、
隠れた断食を、主の前に、続けている兄姉であることは、私たちの教えられる所で
あり、見ているところです。

☆人前でラッパを吹く
右の手を左の手に知らせる、四つ角に立つ、顔をやつす....
これらは全て、人間の顔を見て、人に焦点をあてて、評価を待っている姿です。
気をつけましょう！！
自分の眼で、自分の心が直視できる、冴えた眼、霊性を主に求めたいですね。
“神と自分の世界”に生きる、ということでしょうか。神のみ見上げる信仰に、
生きたいですね。

☆８節には、あなたがたの父なる神...と複数で書かれています。
１４節、１５節も、あなたがた、と書かれています。

☆聖書は、注意深く読んでいくと、多くのメッセージ、語りかけを受ける、書物なのです。

☆神の前に隠しおおせるものは、ひとつもありませんが、人に知らせなくても、
多くあるのが、クリスチャンライフの霊的領域のように思います。

「他人の霊性の祝福の為に、知られざる生を送る」
という、まさに、隠された生ですが、実存するのです, こういう信仰者が。

聖書のことばを信じて生きる。
聖書のことばを食べて生きる、ということは、何と、崇高なビジョン、霊性を私たちに与えて
下さることでしょう。キリストの品性が、欲しいですね。

この神のことばを握りしめて、
この神のことばに聴き、
全身全霊で、お従いさせていただける私たちは、何と幸いな者でしょう。

ハレルヤ、主よ、感謝します！

次回は、６章の１９節から終りまで、ビブリカル子は、書きつづけます。



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