episode#2 「 特別な時間 」
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先日、私は急にお腹が痛くなり、病院へ行ってみると驚くことに「切迫流産」という診断が
くだされました。医師から絶対安静の状態を求められ、上の子みくにがいる状況から
入院をすすめられ、急遽私とお腹のイサクは入院することになりました。
この間、みくにとお父さんは約2日間二人っきりで過ごし、その後みくには牧師御夫妻
のところでお世話になり、家族がバラバラに過ごしました。
私は病院でイサクとゆっくりな時間を過ごす中で、あまりにもみくにに目を向けすぎで、
イサクのことをないがしろにしていたことを気づき、ベットの上で悔い改めました。
数日間、イサクが動いていなかったことにも私は気づいていなかったのです。
点滴を受けるとすぐに、お腹の中のイサクは元気よく動き始めました。
私はお腹をさすりながら、イサクにたくさん話しかけ、イサクとの交わりの時を
たくさん持ちました。
一方、みくにはというと、親の心配を吹き飛ばすかのように、牧師御夫妻のもとで
元気に育てていただいていました。
私は病院で「みくに元気かな?夜ぐずってないかな?ご迷惑おかけしていないかな?」
とばかり心配していたのですが、当のみくにはすっかり親離れしたのか、泣きぐずる
ことなく、たくさん食べて、よく寝て、とてもいい子だったようです。
退院して家族4人が家に揃った時、神様に守られたことの感謝のお祈りをしました。
みくにも両手を組み合わせ、いっしょにお祈りをしました。
久しぶりにゆっくりみくにを見るとふっくらして、顔がマルマルになり、背も伸び、体重も
すごく重くなっていました。そして使えなかったスプーンも使えるようになっていたり、
しっかり歩くようになり、いつの間にかお姉さんになっていたのです。
きっと牧師御夫妻のところで大切に育てていただき、成長させてくださったのだと思い
感謝な思いでいっぱいになりました。
神様のゆるしの中で過ごした家族それぞれの時間。
私はイサクとの時間を過ごすと共に、子育てを見直す時間となり、
主人もみくにと向き合った時間、みくには独り立ちする時間となり、とても意味の
ある時間でした。
そして今も家族4人で生活できること、礼拝に行ける事はすべて当たり前のことではなく、
神様の絶大な守りの中でいただいている祝福であることと、吉田牧師、あんな牧師を始め
教会の守りによって私たちファミリーは守られ支えていただいていることを強く感じ、
感謝な思いでいっぱいです。
今回のことを忘れることなく、すべてが当たり前、当然のように思い、恵みと祝福に
なれることがないように、していきたいと思います。
そして今日も、約束の子みくにとイサクは、神様の守りの中で元気に育っています。
(リディヤ)
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