episode#23 「 詩篇42篇 」
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5月30日無事、愛咲が生まれ、その後も順調にスクスクと育っていました。
私は少しでも早く退院したいと思い、担当の医師に「早く退院できませんか?」と聞いてみたところ、
医師は「赤ちゃんに問題がなければ1日早く退院できますよ。」と言ってくださいました。
しかし退院前日、それまで順調に増え続けていた愛咲の体重が急に減り始め、翌日の退院許可が
出ないばかりか、体重が増えるまで退院できません、と言われたのです。
早く退院し水曜日の祈祷会に愛咲とみくにと共に出席しようと思っていた私にとって、
それはそれはショックなことでした。
その後、病室で静まって6月3日の礼拝テープを聞きました。
賛美を聞いているだけで涙がとめどなく流れて来、少しすると心が静まってきました。
そして牧師のメッセージ聞いてハッ!としました。なぜならその時の私にピッタリのメッセージだった
からです。いかに自分の計画で進もうとしていたか、そして神様が自分の計画と違った答えを
くださった時、喜んで受け取れなかった、ということが示されました。
また愛咲の体重が順調に増えている時、そのことを主に感謝していなかったことも示されました。
テープを聞き終わった後、私はすぐに悔い改めの祈りに入りました。
そして「主よ、御心の時まで病院にとどまります。ただ御心だけがなされますように・・」と祈りました。
するとどうでしょう。赤ちゃんの体重は1日30g増えるといい感じなのですが、なんと愛咲は
前日に比べて100g増だったのです。この結果を耳にした医師は、愛咲を診察するまでもなく、
退院の許可を出してくださり、6月7日に無事退院することができました。ハレルヤ!
そして6月8日、みくにと愛咲と3人(主人は夜勤でした)で金曜日の祈祷会に参加しました。
教会の夜のディボーション詩篇42篇をみんなで読みました。
「鹿が谷川の流れを慕いあえぐように、神よ。私のたましいはあなたを慕いあえぎます。」
( 詩42:1)
愛咲(赤ちゃん)が与えられるという預言のお言葉をいただいた場所は、谷川の流れ祈祷院でした。
そして愛咲が初めて教会に行かせていただいた日の教会ディボーションが詩篇42篇だったことは、
神様のご計画、主の御心だったのです。もし主がストップされずに私の計画で退院していたら、
このくすしい御業はなかったのです。
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、
神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」(ローマ 8:28)
詩篇42篇を読みながら、「愛咲は本当に神様の子であり、教会の子、そして約束の子である。」
ということを強く感じると同時に、神様のあわれみの深さに感謝でいっぱいになり、
喜びと感謝の涙があふれてきました。
そしてその頃、外では雷が鳴り響いていたのです。
(リディヤ)
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