episode#55 「 ふうせん」
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子供たちと買い物に行った時のことです。
「ふうせん」を持っている子を見たみくには「ふうせん」を欲しがり、
「ふうせん、ふうせん」と言って、「ふうせん」を探し始めたのですが、「ふうせん」を
もらえるところがなかなか見つかりません。
それからマックでポテトを食べて気分を変えたその時、「ふうせん」を配っているお姉さん
を見つけ、お姉さんのところへ走っていき、みくには念願の「ふうせん」をもらうことが
できました。
上機嫌のみくに。
ふうせんを片手にとてもうれしそうに歩いていました。
その時、「あっ!!」みくには「ふうせん」を手放してしまったのです。
「ふうせん」は、スーパーの天井近くまで飛んでしまいました。
私がジャンプしても取れなさそうです。
その時、前から数人の青年が歩いてきました。
「ふうせん!ふうせん!」というみくにの声を聞いた、一人の青年は持っていた鞄を
床に置き、大きくジャンプ! そしてみくにの「ふうせん」を取ってくれたのです。
みくには大喜びでお兄さんに「ありがとう!」と言いました。
それからというもの、みくには「ふうせん」を見るたび、
「ふうせん、かっこいいお兄さんが取ってくれたね♪」と言うのです。
そんなみくにに、
「そうね、みくにが困っているときお兄ちゃんが助けてくれたね!
イエス様がお兄ちゃんと会わせてくれたのよ。
イエス様はいつもみくにのそばにいて、助けてくれるの。
だからいつもイエス様!ってお祈りしたらいいのよ。
そしてあのお兄ちゃんもイエス様信じたらいいね。お祈りしようね。」
というと、みくには、「うん♪」と言いました。
大好きな「ふうせん」を通して、神様がいつも助けてくださることを知った
みくにでした。
(リディヤ)
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