episode#56 「 一緒に遊ぼう!」
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みくにが大好きなおままごとセットで遊んでいた時のことです。
みくにはいつものように、床に思うがまま、おままごとのハンバーグや目玉焼き、魚や野菜、
いろんなくだものをきれいに並べて、「お食事」のしたくをしていました。
そこに愛咲が来て、みくにがせっかくきれいに並べたお料理の数々をバラバラにしてしまいました。
「あ〜!!あかん!愛咲ちゃん、やめて!!!」と思わず叫び、愛咲の手を振り払いました。
しかし、すぐにお父さんの方を見て、お父さんが見ているのを知ると、
ちょっとの間の後、思い切って、
「いいよ!愛咲ちゃん、一緒に遊ぼう!」
と言って、自分の大切なお料理をまた愛咲に差し出しました。
そしてまた、上機嫌で愛咲と一緒に(??)、お料理を作って遊んでいました。
僕は(すごいな!)と思いました。
本当は、自分の思うがまま、上手にきれいにお料理を並べ、自分がやりたいように、
思ったとおりに、最後までこの「お料理」を完成させたいだろうに、
そこに、まだ1才にもならない愛咲が来たら、もうぐちゃぐちゃにしてしまうようなものなのに、
みくには、自分の意思で、思い切って、愛咲と「一緒に」遊ぶことを選んだのです。
いつも愛咲に意地悪した時、怒られているからでしょうか。
お父さんやお母さんが見ていないところではどうなのかは分かりません。
でも、夢中で遊んでいる時も、すぐに親を意識し、どうするべきか正しい道を選べるならば
幸いだな、と思いました。
主を恐れることはいのちの泉、死のわなからのがれさせる。 (箴言14:27)
僕も、いつも天の父なる神様を見上げ、畏れと信頼をもって、御前に全き歩みをしようと
心がけるならば、そこからいのちの泉が湧き上がり、あらゆるサタンの罠から守られるのだ、と
思いました。自分の娘から教えられました。
わたしは全能の神である。あなたはわたしの前を歩み、全き者であれ。 (創世記17:1)
(サムエル)
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