episode#8 「子育て」&「親育て」
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先日、みくにが悪いことをしたので「ごめんない、ってきちんと謝りなさい。」と叱りましたが、
みくには頑固に謝ろうとしませんでした。
みくには普段、「ごめんなさい。」と言っている子なので、「ごめんなさい。」の意味や、
自分が何をして今叱られているかも、わかっているはずです。
しかし、「ごめんなさい」を言わず、泣きながら謝罪することを拒んでいるのです。
私たち夫婦はみくにを叱り、「ごめんなさい」と言えるように親として考えてできる限りのこと
をしました。お尻も叩きました。しかし「ごめんなさい」を言いません。私たち夫婦は、
もうどうしていいか分からなくなり、「主よ助けてください。知恵を与えてください。」と
神様に祈りました。
それから私は箴言を読みました。それまでは箴言を読むと背筋がまっすぐ伸びるような感じ
を受けていたのですが、この時は少し違ってきました。
主の愛がひしひしと伝わってきたのです。みくにを叱る親の立場に立って、はじめて箴言が
愛の書であることを知ったのです。
「みくに、早くごめんなさいっていいなさい。そしたらギュッて抱きしめてあげるから。」
と心の中で叫びながら叱り、みくにの「ごめんなさい」を今か今かと私たち夫婦は待って
いました。その時、「ハッ!」としました。
私たちが神様からの注意、叱責、整えをうけている時、ついつい自分自身や自分の罪ばかり
を見て苦しくなったり、神様からすごく叱られ、もう神様から嫌われてしまうような気持ちに
なったりしますが、実は違うんだということがわかったのです。
私たちが神様の前に出て、従順に、犯した罪を認め、悔い改めることを、神様ご自身は今か今か
と待っていてくださる。悔い改めたらすぐに赦してあげようと、両手を広げて待っていてくださる。
そんな神様の愛を感じたのです。
それから私はすぐに、神様の愛が分からなかったことを悔い改めました。
そして「どうか、みくにが心からごめんなさい。と謝ることができるように。」と祈りました。
すると翌日、みくにが悪いことをしてしまったお姉さんに自分から「ごめんなさい。」と謝った
のです。私たち夫婦は、みくにを強く抱きしめながら、心から「ホッ」としました。
これからも子育ての中で、たくさんの山にぶちあたることでしょう。
しかしその度に、神様に祈り、聖書を読み、子育ての知恵をいただき、育てていきたいと
思います。また子育ての中に、神様が語ってくださっているメッセージを落とすことのないように
していきたいと思います。
子育てを通して、神様が私たち夫婦を育ててくださっていることを感謝します。
(リディヤ)
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