先日、保健所で開かれている「両親教室」に、妻と一緒に行ってきました。
みくにをお風呂に入れるため、この日の「沐浴」の授業へ行きたい、と思っていました。
最初に、先輩ママとの交流の時間を持ちました。これから出産を控えたママさんたちが
先輩ママから様々なことを教えていただいている中、来ていた男性陣は、
「擬似体験」で、今奥さんがどのくらいの重さを感じながら毎日の生活をしているのか、
実際に体験することができました。僕も「おお!これがあの噂の疑似体験か!」と思い、早速
体験させてもらいました。
僕は、せいぜい3000gくらいの重さを考えていたのですが、みくにと、彼女を守っている
羊水等を合わせると、8kg増にもなると初めてそこで知りました。
実際その重さで、しかもせり出したお腹で生活することは大変重く、しんどいものでした。
さて、沐浴の練習の時間になりました。大変面白い男性が、トップを切って生まれたばかりの
赤ちゃんの人形を使い沐浴の実践をしました。彼はすごくスムーズにやり終え、僕もなんだ
意外に簡単なのかな?と少し思いました。
先生の指導を側で聞きながら、「なるほど、赤ちゃんは同じ人間なんだから、相手の身になって
考えてあげたら自然にできることばかりだな・・・。」と思いました。
さぁ、早速僕の番になりました。これが、最初の余裕も笑いも忘れ、油汗をかきながら、必死で
やりました。なかなか肘が抜けなかったり、服を脱がすところからもう大変。
首がすわっていない赤ちゃん人形を恐々抱き上げ、首を支えながら、もう一方の手で体を洗って
あげるのですが、足を洗おうとすると、赤ちゃんの頭が湯船につかりそうになってしまったり、
洗い終わった時、水をきろうとして振ろうとしてしまったり...。
神様が委ねてくださった本当に大切な命。1人の人間の命を任せて下さった神様の前に、
もっとその人のことを考え、その人の立場になって思いやることができる人間になりたいと思い
ました。その人の痛みや、苦しみ、喜びが分かり共有できる人間に。
さあ、もうすぐ生まれてきます!
〜 準備OK? 〜