やっと妊娠6ヶ月に入り、お腹の大きさも目立つようになってきました。
そんなある日、買い物へ行った時のことです。
2歳〜3歳の女の子が着るような、かわいらしい真っ白なドレスが目に入りました。
「みくにちゃんが女の子だったら、こんなかわいらしいドレスを着せてみたいなぁ・・・」
と私が言うと、何を勘違いしたのか夫のサムエルさんが、
「こんなの着たらお父さんは、もう悲しい。考えただけで泣いてしまう。」
と言うのです。
私は「はっ??? もしかして、みくにちゃんがお嫁さんに行くことを想像したの?」
とたずねると、サムエルさんが
「うん・・・。」と言うのです。
まだ、生まれてきてもいないのに、もうお嫁に行くことを考え、悲しんでいる彼を見て、
私は「ちょっと、早すぎるんちゃうの!」と言いました。
まだ、みくにちゃんが男の子か女の子かも分からないのに・・・・・。
みくにちゃんが生まれてきたら、なんて思うかしら。
でもそれだけお父さんは、みくにちゃんが生まれてくるのを本当に楽しみにしているんですよ。
『その子は、あなたにとって喜びとなり楽しみとなり、多くの人もその誕生を喜びます。』
(ルカの福音書1章14節)
(リディヤ)
〜 ちょっと早すぎるんちゃうの? 〜