先日、教会の実佳ちゃん(5歳)と主恩くん(3歳)が我が家に遊びにきてくれました。
私が食事の用意をしていた時、子どもたち3人の世界でこんなことがありました。
みくにが主恩くんのおもちゃを取り、主恩くんは「みくにちゃん、それはダメ、主恩くんの」と
言っておもちゃを取りかえしたのです。
それを見ていた実佳ちゃんは「主恩くん、みくにちゃんにおもちゃを貸してあげなさい。
主恩くんも赤ちゃんの時、実佳のおもちゃとか、唯基くんのおもちゃを貸してもらって遊んで
たんだから、今度はみくにちゃんに貸してあげなさい。」と言ったのです。
すると主恩くんは「はい、みくにちゃんどうぞ」と言っておもちゃをみくにに貸してくれたのです。
今まで遊びたい時、遊びたいだけ自分のおもちゃで遊べていたけれど、大っきいお姉ちゃん
お兄ちゃんがいる中で、自分から欲しいおもちゃのところに行くことを学んだみくに。
少し成長して、今度は自分よりも小さい子におもちゃを貸してあげることを学んだ主恩くん。
今まで自分ががまんをして小さい子におもちゃを貸してあげ、今度はそれを弟の主恩くんに
教えてあげた実佳ちゃん。
みんなそれぞれ、成長しているんだなぁ・・・と思いました。
自分のおもちゃを心配そうに見ながらも、がまんして貸してくれる主恩くんを見ていると
いじらしくなりました。
みくにが教会の子どもたちの中で育てられていることをうれしく思います。
今度は、みくにが成長してお友達におもちゃを貸してあげられる子になりますように・・・。
『それで、何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。』
(マタイ 7:12)
(リディヤ)
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