どなた様?


年始に、大阪の祖母のところへ遊びに行きました。
祖母の家の隣に私の実家があるので、様子は母から聞いて
いましたが、97歳になる祖母と会うのは1年ぶりでした。
ちょうど私の妹が関東から帰省していて、祖母と一緒に
新年礼拝に出席した時のことを話してくれました。
祖母の隣には妹が座っているのに、祖母は、
「どこのどなたか存知ませんが、今日の礼拝メッセージの
聖書箇所を開いていただけませんかねえ。」

と妹に言ったというのです。
確かに私が祖母のところに挨拶に行った時、
祖母は私のことも分かりませんでした。
しかし、祖母は礼拝で今も一番前の列に座り、聖書が
開かれる時間を楽しみにしています。

今年の祖母との再会を通して、祖母は信仰だけを持って
天に帰っていくんだな、と教えられました。

けれども、私たちの国籍は天にあります。
            (ピリピ人への手紙3章20節)


いつ祖母が天に戻っても、また天で会うことが出来る!
イエス様を自分の救い主と信じ口で告白するだけで、
この希望をイエス様からいただけていることを主に感謝する
ことができました。


                        (エリヤ)
-4代目の恵みシリーズ-


2006年1月2日 
大阪の吉村の家にて