あのね。すわりたいの。
先週の聖日礼拝でのことです。
いつものように、私と一緒に礼拝に集っていた唯基が、
代表でお祈りをされている方の祈りに合わせて
「アーメン。アーメン。」と言っていました。
お祈りの内容は全くと言っていいほど分かっていない
はずですが、誰かが祈っている時、自分も一緒に祈るんだ、という
一生懸命な思いを唯基の姿を通して感じさせられました。
それにこの頃、大人が礼拝するように、自分も
椅子にしっかりと座って礼拝したいと、唯基は言うように
なりました。今までは礼拝中眠くなり、横になって
寝ていることがほとんどだったのです。起きていても椅子に
座ることは稀で、椅子を机代わりに絵を書いたり
していました。
礼拝中うるさくないように、自分の口に手をあてて、私の耳元へ
小さな声で
「あのね。唯基くんも、すわりたいの。」
という息子の姿に、礼拝の臨在の中で神様が
育ててくださっていること、背後にみからだの
兄弟姉妹の祈りがあることを強く思わされました。
(ハンナ)
-4代目の恵みシリーズ-