シンバル、ジャーン♪
幼稚園で、学年ごとに分かれて歌や楽器を使った
音楽会が開かれました。
「去年は入園して初めての大きな発表の機会で、
唯基はだいぶ緊張したんだっけ。」と私は
思い返し、今年は伸び伸びと楽しめるように、
と祈っていました。
去年は鈴やカスタネットを使った発表でしたが、
今年は年中さんになり、更に楽器が増えていきます。
何の楽器をするんだろうと思っていると、
お友達のお姉ちゃんから唯基はシンバルを担当すると聞き、
びっくりしました。
何故なら唯基は大きな音が苦手なはずだからです。
先日、私は唯基に聞いてみました。
「音楽会でシンバルするの?」
「うん、シンバルするの。」
「大きい音恐くない?」
「ううん。楽しいよ。」と唯基は答えました。
担任の先生に聞くと、皆それぞれが自分の担当したい楽器を
3つ選んで、その中から先生が決めてくださったそうです。
唯基が自分でシンバルを選んだことにも私は驚きました。
「シンバルの隣では大太鼓を叩く子もいるんですが、
唯基くん、平気ですよ。」
去年は音楽会の幕が上がった途端に表情が固まってしまった
唯基ですが、この1年で神様が成長させてくださっている
ことを実感しました。
主の豊かな守りを感謝します。
(ハンナ)
-4代目の恵みシリーズ-