「ねえ、おいとこうか」
ある日、お昼ごはんに唯基が大好きなツルツル系(麺類)を
作りました。
「やったー!焼きそばだー!早くお祈りして食べようよ!」
唯基は大喜びです。大皿に盛った焼きそばを取り分けていって、
唯基は何度もおかわりしました。
「しっかり、好きなだけ食べなさい。」
と私は言っていたのですが、唯基がふと
「ねえ、パパにおいとこうか。」
と言うのです。
パパの分は他にちゃんと用意してあるから大丈夫だと私は唯基に
説明しましたが、パパにも食べて欲しいと言うのです。
「じゃあ、パパの分をここに分けておいてあげようね。」
別の皿にパパの分を取り分けると、唯基は
納得して「うん、そうしよう。」と言いました。
私は1人っ子で、人と物を分けるのが苦手でした。唯基も同じく
1人っ子なのですが、私の小さい時と比べて違うなあ、
と私は思います。
いつも上手に“分けっこ”できるとは限りませんが皆で分けること、
人に分け与えることの喜びを教会で教えていただいています。
神様の守りの中、分け与えることを喜ぶ子供へと
育っていっていることが感謝です。
(ハンナ)
5代目、今週の作品
「唯基とパパとママ
みんなで海に行こう!」
-4代目の恵みシリーズ-