「行けるもん」


ある日のこと、唯基が私に言いました。
「あのね。ぼくね、礼拝してるところ(教会)に、
 ひとりでいくの。」


息子は4月から年長さんになります。
自分と同じくらいの年頃のお友だちが親御さんに付き添われる
ことなく1人で教会に来ているのを知り、自分もやってみたい、
自分もできる、と思ったようです。
そのお友だちのおうちは、教会から歩いて2〜3分の
ところなのです。
我が家から教会は、大人の足で歩いて約10分くらい
かかり、踏切が2ヶ所ある、良い散歩コースです。
唯基もいつの日か1人で出歩くようになるでしょうが、、
「まだ早い。うちから教会はこういう所を通って行くから、
 1人じゃまだ危ないよ。」

と、私は唯基に話しました。
唯基が納得いかなかったようなので、私は試しに家から少しの
距離を、唯基から離れて歩いてみました。
やはり、
「そこで止まりなさ〜い!」と背後から叫ばなければ
ならず、唯基の1人歩きは、おあずけとなりました。

しかし、唯基の後ろを歩きながら、私自身が神様に教えて
いただいたことがあります。
自分は1人で行けると思っているけれども、いつも主が
見守ってくださり、危険を教えてくださっているのです。
自分の心は
「聖霊様、ご一緒しましょう。」という態度では
ないなあ、と思わされました。
すぐ先に起こることすら分からないのに、主に依り頼むことの
少ない者から、たえず主と共に歩む者に変えられていきたいと
思いました。


♪ひとあし、ひとあし、主にすがりて、
 たえず、たえず、我は進まん♪ 
  (聖歌588番)

                       (ハンナ)


     
      
 5代目、今週の作品
 
      「ママと笑っているところ」
        

         


-4代目の恵みシリーズ-
5代目 やる気マンマンポーズ