「どうしてるかなあ」
子供の話す言葉を聞いていて、幼稚園でなのか、テレビで
なのか、どこでそんな言葉覚えたの?と思うことが時々
あります。
それは、余り覚えて欲しくない言葉が、唯基の口から
出てくる時です。
きれいな言葉を覚えてくれるのは感謝なのですが、
言葉の数が増えると同時に、嬉しくない言葉も増え、
どうしたものか、と思っていました。
そんなある日、ある人のことについて祈らなければ、
と思うことがありました。
その日はちょうど唯基も家に居て、遊んでいました。
「ママ、何してるの?」
「○○さんのことお祈りしてるの。」
「ふ〜ん。」
「唯基も一緒にお祈りしようよ。」
「うん、分かった!」
その日はこのやりとりが1日の中で何回かありました。
すると、その夜のことです。
唯基が私のそばにやって来て言いました。
「ねえ、ママ。○○さん、どうしてるかなあ。
どうなったかなあ。ぼく、どうしてるかなって
考えちゃった。」
「そうやねえ。お祈りしてたら、神様が1番良いように
してくださるよ。」
「そっか〜!」
結局、日常どんな言葉をたくさん聞いているかが
ポイントだ、と思わされました。
残念ながら、子供が覚えて欲しくない言葉は巷にあふれて
います。
それならそれ以上に、神様が喜ばれる言葉を発していかな
ければ、と思いました。
子供はそれを確かに聞いていることを実感させられた1日
でした。
(ハンナ)
5代目、今週の作品
「てんとうむし」
-4代目の恵みシリーズ-