「ゴクゴク飲むよ!」


先週、唯基が急に高い熱を出しました。
休日の診療所に行って診断をしていただき、抗生物質を
出してもらいました。
それから、もう1つ、市販のものより点滴の成分に近い
“経口補水液”というものを
「診療所の自販機で売ってるので1本買って
 飲ませてください」

とお医者さんに言われました。
私は
「はい」と答えたものの、さあどうしよう・・・、と
思いました。
これまで熱が出た時、唯基に市販のイオン系飲料を飲ませ
ようとしても、においや味を受け付けず、
「う〜ん、ムズカシイ・・・」
と言うので、少量でも飲ませるのが大変だったからです。
それで水分補給は私と唯基にとって忍耐と戦いの連続でした。
しかし、今回病名の特定がまだできなかったので、
そうも言っていられません。
私と主人は唯基に宣言しました。
「これは薬が溶けてる水で、唯基の体に要るものだから、
 飲みなさい!唯基くんは飲みます!」

唯基はだいぶ渋っていましたが、とうとう50cc位ずつを
ゆっくりと飲み、1本(500cc)を1日足らずで
飲みきりました。
それを飲んだ後、口直しにお茶を飲んだりするので、
いつもよりたくさん水分を摂ることができました。

ゴクゴク飲んでいる唯基の様子を見ながら、
神様が用意してくださる
“いのちの水”を、どんな態度で
飲んでいるか、私自身も考えさせられました。
神様はその時その時、私に1番必要な
“いのちの水”
用意してくださっています。
「う〜ん、ムズカシイ・・・」で済ませていないだろうか?
心から喜んで、感謝して飲んでいるだろうか?
私が飲んでいる様子を見て、神様はどう感じておられるだろうか?
いやいや飲んでいる心の様子も神様は全てご存知です。
素直に、喜んで、感謝して、神様がくださる
“いのちの水”
飲む者でありたいと思いました。

翌々日、唯基は夏風邪と診断され、脱水症状も熱以外の他の症状も
起こすことがありませんでした。
日々回復していった背後に、教会の皆さんのとりなしがありました。
ハレルヤ!主よ、感謝します。

                          (ハンナ)

                 

     
  5代目、今週の作品(シール細工)
 
         「くわがた、ジャンプ!」
        

           


-4代目の恵みシリーズ-