「アルト・パート」


今年も10月後半になり、クリスマスが近づいてきました。
この間から讃美歌の練習を幼稚園のお母さんたちと
しています。
♪もろびとこぞりて♪など、耳に馴染んだクリスマスの曲を
練習していた時のことです。
唯基も生まれる前から毎年聞いているので、この曲は歌える
はずだと思い、
「上のほう(ソプラノ・パート)、唯基歌ってみて。」
と私は言いました。
私がアルト・パートなので、ソプラノとアルトに分かれて
合わせようとしたのです。
「ムズカシイ」と言いつつも唯基が歌いだしました。
でも、どう考えても、私が歌っているアルト・パートを
しっかり歌っています。

考えてみると、おんぶや抱っこの頃から、唯基の耳の近くで聞こえて
いたのは、皆が知っている主旋律(ソプラノ・パート)ではなく、
私が歌っているアルト・パートなんだ、唯基はそれを覚えているんだ、
と殊更に思わされました。
そして、誰の近くでどんな声を聞いているのか、
私は神様の近くで、神様の御声を聞いているだろうか、と
考えさせられました。
いつでも神様のみそば近くに駆け寄り、神様の御声を
聞く者でありたいです。


                           (ハンナ)

     

     
  5代目、今週の作品
 
     「ヨセフとマリヤとイエス様」
        

           


-4代目の恵みシリーズ-