大宮のお父さんが亡くなった後、お母さんはたくさんの子供を抱えて大変だったと
思う、と八重子おばあちゃんは言います。
「私は小さかったから、分からないけれど、母が何も知らない人間でしたからね。
 随分苦労したと思いますよ。」

しかし、お母さんはキリストを知っている人でした。

主を恐れることは知識の初めである。愚か者は知恵と訓戒をさげすむ。わが子よ。
あなたの父の訓戒に聞き従え。あなたの母の教えを捨ててはならない。それらは、
あなたの頭の麗しい花輪、あなたの首飾りである。

                                        箴言1章7節〜9節

 ある時、妹さんを亡くされた方を知人から紹介されました。その方は妹さんがいな
くなりお母さんと2人になってしまったので、淋しいから妹が欲しいと言われ、八重子
おばあちゃんはどうだろうかという話になったそうです。それで、そちらのお宅へ行く
ことになりました。

これが八重子おばあちゃんと佐藤家との出会いでした。

素晴らしいことに、この佐藤のお母さんと兄となった”妹さんをなくした方”がクリス
チャンだったのです。特に佐藤のお母さんは熱心なプロテスタントのクリスチャンだ
ったそうです。
祖父 佐藤義智
(八重子おばあ
 ちゃんのご主人)

戦後、50歳頃
2代目クリスチャン
-2代目の証し@-