教会の幼子たちの寝顔を眺めているとおもわず笑みがこぼれてきます。

  また、だっこをしていて、スヤスヤと私の腕の中で幼子が眠ってくれた時には、

 ただ寝顔を眺めている時よりもいっそう喜びが込み上げてきます。

  幼子は寝心地が悪いと左右に動き、自分が一番寝やすい方向を見つけます。

  抱き上げている人の腕が疲れてきて、支えている力が緩むと、幼子は寝つき

 やすい方向を求めてまた動き出します。抱いていると、「あっ、今が一番寝やす

 い位置なんだなぁ〜」と実感します。背中に手をおいて優しく身体を擦ってあげる

 と、とても安心してずっしり身体を委ねてくれるのです。幼子の身体がポ〜ッと温

 かくなってきたなぁとふと、お顔を覗いてみると、もうすっかり眠っています。

  スヤスヤとちっちゃな寝息をたてながら、ぐっすりとっても幸せそうに眠っている

 様子を肌に感じながら、とても嬉しくなりました。幼子は私に全身体を委ねて安心

 して信頼して眠ってくれているからです。

  その時、ふと思いました。「天のお父様であられる神様は、神のこどもである私

 をこんなふうに見守ってくださっているのかなぁ〜。自分自身の力に頼るってこと

 は神様に全然お委ねしていない証拠やな。」

  スヤスヤと私の腕の中で眠っている教会の幼子を眺めながら、大好きな神様に

 もっともっとお委ねして、神様の守りに感謝して歩んでいきたいと思いました。

  



 No.143 スヤスヤ☆うふふっ♪
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