フルーツを食するときはとっても幸せな気分に包まれるものです。一口頬ば

 るだけで、豊かな香りとジューシーな果肉がうみだすハーモニー。まさに至福の

 ひとときです。

  けれども、「食べたぁ〜いっ!!」と思い、自分で手にとって、食さなければ、

 どれほど見た目に美しく、絶品の果実であっても、決してその美味しさを知るこ

 とはできず、楽しむこともできません。

  フレッシュでジューシーな初物のフルーツを食しながら、ふと思いました。

  私にとって神様が与えて下さっている御言葉はまさに果実のようです。

  神様が下さる御言葉があまりにも素晴らしく、嬉しくて、何度も何度も神様に

 感謝して、心が喜びに満たされていきます。

  だけど、私はどんな御言葉を頂くときも、好き嫌いせず、食しているだろうか。

  いつも「食べたぁ〜いっ!!」という思いをもって、御言葉を食し、味わってい

 るだろうか。自分の好きな御言葉ばかりを食していないだろうか。と自問自答し

 たとき、なかなかYESとは言いがたいものです。

  神様はすべての御言葉をもって私の心を満たそうと、祝宴をご用意して下さっ

 ています。もし、私が喜んで宴席に着かず、御言葉を食さず、御言葉に満たされ

 ないとするならば、ご招待下さった神様はどれだけ悲しまれ、嘆かれることでしょ

 うか。御言葉を喜んで食し、味わう時こそ、まさに至福の時なのです。

  神様が与えて下さる豊かな御言葉を食し、いつも御言葉で心が満たされ溢れる

 者でありたいです。
 
 


No.162 食べたぁ〜いっ!!
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