ある明け方に目が覚めました。熟睡型の私は少々の雨音にはまったく気づく

 ことなく朝を迎えます。ところが、その日は不思議なことに、まだ雨が降り始め

 てまもない小雨の時に起こされました。

  目覚めてすぐ、小雨からは想像も出来ないほどの、ものすごく激しい雨音と

 ともに、梅雨の時期にも降ったことのないような強烈な雨と風と稲光に、背筋が

 ピンとのび、身体全身が目覚めました。

 雨音を通して神様が私を目覚めさせて下さったことがはっきりと分かりました。

 そして、起こして下さった神様に感謝して、お祈りしました。私にとって今までに

 ない初めての経験でした。

  会社に出勤する時間には、雨も風も稲光も止んで、明るい日差しが射してき

 ました。大雨によって地は潤され、木々は水滴が日に照らし出され、キラキラ輝

 いていました。天地を創造し、天候を支配して下さっている神様の威大で尊厳

 な御業を肌で感じ取り、神様をほめたたえました。その時一つの御言葉が思い

 起こされました。

   私たちは、知ろう。
   主を知ることを切に追い求めよう。
   主は暁の光のように、確かに現われ、大雨のように、私たちのところに来、
   後の雨のように、地を潤される。               ホセア書6章3節

  ♪私たちは知ろう〜主を知ることを切に追い求め〜 この御言葉を引用した

 賛美を歌いながら、ご真実なる神様の御業をほめたたえました。渇ききった私

 の心をも御言葉で満たし、潤して下さる神様に感謝します。
  
  


No.171 大雨のように♪ 
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