7月に入って、幼稚園でもプール遊びが始まりました。
プール開きの朝は、あいにくの雨でした。
プールを楽しみにしていた実佳は起きて窓の外を見るなり
目から涙がこぼれてしまいました。
その日の夕方、「あしたはいい天気になるように、てるてるぼうずを
つくる」という実佳に「いいお天気にして下さるのは、イエス様だから、
てるてるぼうずは作らないでイエス様にお祈りをしなさい。」というと、
「イエスさまにおいのりする!」との返事が返ってきました。
夜、
「イエスさま、あした、いいおてんきにしてください。」と祈る実佳を
見ながら、「明日は雨」となっていた天気予報を思い出し、(もし、明日
雨だったらどうしよ〜。)と不安になった私。
祈り終えて「イエスさまにおいのりした!」と期待に目を輝かせる実佳に、「そうだね。でも雨がないとお野菜が育たないし、雨が必要なこともあるから・・・」と雨だった場合の言い訳の伏線を張る私。

翌朝、窓の外を見ると、なんと晴れているではないですか!

実佳も目を覚まし、いいお天気なのを確認すると「ばんざーい!」そして
「イエスさま、いいおてんきにしてくれてありがとうございます。みかのおいのりをきいてくれてありがとうございます。」
感謝のお祈りをしていました。

実佳の祈りを聞きながら、私は自分の不信仰を恥じました。
天地万物を創られた神様は天候も支配しておられる。
だからイエス様にお祈りしなさいと実佳に言ったはずなのに、
雨だったらどうしよう・・・などと考えてしまっていました。
世の中の情報、常識にとらわれた私と、ただイエス様に信頼した実佳。
主に信頼した者の勝利でした。私より実佳の方がずっと「祈りは聞かれる」という信仰を持っていました。そしてまた、今回祈りが聞かれた体験をして、実佳はイエス様に祈った祈りは聞かれるという確信を強めた事でしょう。幼子のように純粋に信頼して祈る祈りの力を教えられました。
ハレルヤ!主に感謝いたします。