先日、仮庵の祭の後、いただいたハーラーブレッドを食べていた時のことです。
私が何気なく実佳に「半分ちょうだい!」というと、実佳はうれしそうに
パンを半分ちぎって「はんぶんこ、はい、どうぞ。」と手渡してくれました。それを見ていた主恩も、自分の持っていたパンをちぎって「はんぶんこ、はい、どうぞ。」と私に差し出してくれました。
そして、近くにいたパパにも「はんぶんこ」と渡していました。
ふたりから半分ずつもらった私の手元には、ハーラーブレッドがたくさんになってしまったので、今度はそれを半分にして、実佳と主恩に「はい、はんぶんこ」と渡しました。するとまたまたそれを半分にして私や主人に「はい、はんぶんこ」と差し出す実佳と主恩。
パパも「ありがとう。でも、パパはもらってばかりだな〜。」と笑い、今度は実佳と主恩に「はい、はんぶんこ」とパンをちぎって差し出しました。
それからパンがもうちぎれないくらい小さくなって、なくなるまでみんなで「はんぶんこ、はいどうぞ。」「ありがとう。」を繰り返しました。
「はんぶんこって楽しいね。」
みんなで分けることの喜び、「ありがとう。」と言ってもらえることのうれしさを感じる幸せなひとときでした。
身近なことから、受ける喜び、そして分かち合う喜びを知る事ができるってなんて素敵でしょう。
私たちは日々神様からたくさんの恵みを頂いています。
恵みを感謝し、そして多くの人たちと分かち合う喜びを体験していく家族でありますように。
ハーラーブレッド お友達と一緒に・・・仮庵の祭にて