今は夏休み中なので、実佳と主恩は姉弟で
遊ぶことが多いです。
遊びの内容は色々ありますが、「家族ごっこ」
(いわゆる「おままごと」)をよくしています。
そして役割もだいたい決まっていて、主恩が
子どもや赤ちゃん役で、実佳はお母さん役の
ようです。
「しゅおん〜、ごはんよ〜。」「は〜い。」
ふたりのやりとりを隣室で聞いていると、主恩が
「あ〜!!ちょっとまってよぉ。お祈りするからっ!!」
と言い、続いて「イエスさま、このおしょくじをありがとうございます。
・・・こころも、からだも、つよい子どもにしてください。このちいさな
おいのりを主イエスさまのお名前によっておいのりします。アーメン!」
とお祈りをする声が聞こえてきました。
「おままごと」の中の食事でもちゃんと食前のお祈りをしている様子を
見て、赤ちゃんの頃から多くの時間を教会で過ごし、自然にお祈りや聖書のお話に触れてきた実佳や主恩にとって、「お祈りすること」は自然なことなんだと知らされました。お祈りすることも生活の一部として、自然に身についているなんて、なんと幸いなことでしょう。
幼い頃から、主の臨在の中に入れられ、育てられていることは本当に
恵みです。いつか、ふたりが大きくなった時に、このすばらしい恵みに
気づき、主に感謝が返せますように・・・と願います。