No.73「字のない紙芝居」で紹介したように、幼い頃から罪を意識し、十字架の贖いを理解できるようにと、少し前から実佳と主恩が寝る前には十字架の話しをし、悔い改めのお祈りをするようにしていました。
先日、いつものように実佳の悔い改めの祈りを導いていて、はっとしました。「罪」と「イエス様の十字架の贖い」については、繰り返し教えてきたのですが、「感謝」の祈りについてはあまり教えてこなかったことに気がついたのです。神様の守りを体験したり、うれしいことがあった時、その都度、感謝のお祈りは共にしていたのですが、聞いていると実佳のお祈りは「・・・ごめんなさい。」「・・・ゆるしてください。」が多く、「・・・ありがとう。」が少なかったのです。これではいけないと思い、「実佳、今日うれしかったことは?」と聞きました。すると「主恩くんといっぱい遊べたこと・・・」など考えながら言い始めたので、そのひとつひとつもイエス様の守りとお恵みがあってのことだと教え、ひとつひとつを共にイエス様に感謝しました。毎日の生活で当たり前のように過ごしている中にも常にイエス様の守りと恵みがあることを知り、感謝しながら成長してほしいと思います。そしてこれからは、「イエス様ありがとう」の祈りもたくさん、たくさんしていく子どもとなってほしいと思っています。
今回、実佳に「イエス様ありがとう」の祈りが少なかったことを通して、私の神様に対する感謝が少なかったことを教えられました。子どもはよ〜く見ていますから、まず親の私たちが良き信仰の模範を示していけるように、と改めて思わされました。実佳や主恩を通して、自分たちの信仰を再点検させられます。色々な形で、教え、示し、導き、私たちを造り変え続けてくださる主に感謝します。