No. 11 ドゥー・ノット・ルーズ・ハート
いつでも祈るべきであり、失望してはならないことを教えるために、
イエスは彼らにたとえを話された。
(ルカの福音書18章1節)
Then He spoke a parable to them,
that men always ought to pray and not lose heart,
(Luke 18:1)
失望ということばでは「希望を失う」「落胆する」といった意味の "disappointment"や
"despair"が馴染み深いと思いますが、前述の聖書箇所では「失望してはならない」の
ところを"not lose heart"と訳しています。"lose heart"も「失望する」「落胆する」の
意味があるのですが、ほかに「やる気をなくす」「気がくじける」「落ち込む」などの
意味があります。ほかの聖書箇所では
こういうわけで、私たちは、あわれみを受けてこの務めに任じられて
いるのですから、勇気を失うことなく、恥ずべき隠された事を捨て、
悪巧みに歩まず、神のことばを曲げず、真理を明らかにし、
神の御前で自分自身をすべての人の良心に推薦しています。
(コリント人への手紙第二 4章1節〜2節)
Therefore, since we have this ministry, as we have received mercy,
we do not lose heart. But we have renounced the hidden things of shame,
not walking in craftiness nor handling the word of God deceitfully,
but by manifestation of the truth commending ourselves to every man's
conscience in the sight of God.
(2 Corinthians 4:1-2)
のように「勇気を失うことなく」と訳されています。
イエス様は祈りについて語られた時に、「祈りが聞かれないのではないか・・・」などと
気がくじけたり、落ち込んだり、また勇気を失うことなく、「いつでも祈るべきである」と
言われました。神様は私たちの祈りを聞いてくださいます。
この信仰に立ち続け、自分自身や周りの状況を見て、落ち込んだり、
気をくじいたり、勇気を失うことなく、約束されたご真実なる神様に信頼し、
祈る者、祈り続ける者として歩んで行きたいです。