No. 12 オーサー

先日、ある聖会に出席した際、その教会の壁にヘブル人への手紙12章2節のみことばが
掲げてありました。

   信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。
   イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに
   十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。
                    (ヘブル人への手紙12章2節)

   looking unto Jesus, the author and finisher of our faith,
   who for the joy that was set before Him endured the cross,
   despising the shame, and has sat down at the right hand of the throne of God.
                              (Hebrew 12:2)

"author" とは、一般に「著者」とか「筆者」「作者」などに使われることばです。
早速、家に帰って辞書を開いてみました。
すると、「(何かを)作り出した人」「創始者」とあり、さらにラテン語が語源となっており、
「ものを生み出して増加させる人」という意味があることが分かりました。
ものを創始するだけでなく、増加させる!
ヘブル人への手紙の箇所では「信仰の創始者であり・・・」と書かれています。
イエス様は「信仰を生み出してくださった方であり、増し加えてくださる方!」
と思うとなんとすばらしいんでしょう!!と心に喜びが湧き上がります。
「ああ、なんと不信仰なんだろう・・・」と自分を見て落ち込まなくてよいのです。
信仰を与え、増し加えてくださる主イエス様を仰ぎ、目を離さないで歩むなら、
必ずや主が私のうちに信仰を増してくださる!!
そう思うと、感謝で心がいっぱいです。