ある日の朝、主恩がお腹が痛いと言っていました。
入園以来、幼稚園に行きたくないと言ったことはありませんでしたが、その日は幼稚園もお休みすると言うので、相当痛いのだろうと思い、休ませることにしました。
あわただしく、実佳を幼稚園に送り出した後、布団で横になったままの
主恩のところに行き、声をかけました。
「おなか、いたい?」
こっくりと頷きます。
「じゃあ、イエス様にお祈りしようか。」
こっくりともう一度頷いた後、起き上がってちゃんと座り、お祈りの姿勢をとりました。私は、主恩がしんどそうにしているので寝かせたまま祈ろうと思ったのですが、主恩はお祈りと聞いて起き上がったのです。
神様へのお祈りに、「こうでなければならない」という形はありませんが、神様へのお祈りを大切に思っていることがわかり、嬉しく思いました。
主恩のお腹の痛みが取れるように、吐き気や下痢になることがないように、すみやかにいやされるようにお祈りをすると、主恩は「アーメン」と
言い、そしてまた横になって休みました。
夕方になり、少し元気になって教会に顔を出したとき、牧師にもお祈りしてもらい、夜にはすっかり元気になりました。
「だれがなおしてくれたの?」と聞くと主恩は嬉しそうに「イエスさま!」と
答えました。
幼子の心を見て下さり、祈りを聞いてくださり、いやしてくださった主に
感謝いたします。
主を愛し、主に頼り、主を畏れ、成長してほしいと願います。