先日、実佳の運動会がありました。
初めての幼稚園の運動会でした。
開会式、合同での体操の後、早速、年少組のかけっこがありました。
実佳の姿をビデオやカメラに収めようと、主人と私はバタバタ・・・。
「位置について、ようい・・・」笛の音とともに駆け出す実佳のクラスメイトをカメラを構えながら見ているとなんだか目がウルウルしてきてました。別に転んだわけでもない、特別なドラマがそこにあったわけでもありません。ただ、この子達はまだ生まれて3年、4年しか経ってないのだと思った時、神様の創造のすばらしさに感動を覚えたのです。
小さな赤ちゃんが3〜4年でこんなに成長するんだなぁ。
歩き始めてからまだ2〜3年の彼ら、彼女らはしっかりとした足取りで、一生懸命走っていました。年少組の子ども達の走りは、年中組や年長組の子ども達の走りに比べたら遅いものです。それでも、どの子も力を抜いたりせず一生懸命走っていました。

その姿を見て、この子達は今、自分にできることを一生懸命しているんだなぁ、と思いました。そして、クリスチャンとしての自分の歩みはどうだろうかと思わされました。私は、自分に与えられた距離を自分にできる最高のスピードで走っているだろうか・・・。もっと速く、もっと長い距離を走れる人は、いっぱいいるかもしれない。でも今は、私にできる最高のスピードで与えられた距離を走らなきゃ!

運動会の最後に子ども達はみんな、先生から金メダルをもらっていました。この夏、テレビでオリンピックを見ていた実佳は、もらった金メダルを首から下げながら「オリンピックの金メダルより大きいね。」とうれしそうに笑っていました。そんな実佳を見ながら、私も御国の金メダル、朽ちない冠を目標に全力を尽くしてがんばらなければ!と思わされました。

  「私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、
   信仰を守り通しました。
   今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。
   かの日には、正しい審判者である主が、
   それを私に授けてくださるのです。
   私だけでなく、主の現われを慕っている者には、
   だれにでも授けてくださるのです。」
                 テモテへの手紙第二 4章7-8節


        
       
金メダルにニッコリの実佳とアンパンマンに変身した主恩